Cognite(テキサス州)は、Celanese(テキサス州クリア・レイク)の施設で遠隔操作型コントロール・ルーム(ROCR)のベータ版を導入したと発表。セラニーズはROCRを活用し、世界各地の業務をリアルタイムで可視化し、ワークフローを加速し、業務の洞察を効率的に得る計画だ。

ROCRはCognite Data Fusion®を基盤とし、Cognite AIを用いて、Celanese のデータを一元的に表示。これにより、Celanese はデータ間の洞察を得て、業務の安全性、信頼性、品質リスクをリアルタイムで理解・解決できるようになる。

Celanese のブレンダ・スタウト氏は、社員がデジタル変革の中心にいると強調。コグナイトの技術が現場リーダーとチームの見通しを向上させ、設備性能の監視やプロセスの合理化に貢献すると述べた。

ROCRは8つのステータス画面とダッシュボードで構成され、「フローレス・デイ」KPIなどを提供。Celanese はこれを「デジタル・プラント・オブ・ザ・フューチャー」への変革の一環としている。部門別管理、デジタル・ワーカー、エスカレーションと修復の3つの目標を達成するために、Cognite のコパイロットと連携し、AIの力を活用する。

出典:プレスリリース