ランサーズ(東京)は、生成AIの「使用許可・制限」機能を新たに導入した。この機能は、発注者がコンペ方式で「デザイン」「ライティング」の仕事を依頼する際に、生成AIの使用を選択できるようにするものだ。約2週間の試験運用で、6割以上の発注者が生成AIの使用を許可していることが明らかになった。

この機能により、ランサーは提案時に生成AIの使用有無を申告することが求められる。生成AIを使用した提案には【AIで生成】のラベルが付けられ、発注者との明確なコミュニケーションが可能になる。ランサーズは、この機能を通じて、より透明性の高い取引環境の構築を目指している。

現在、この機能は「デザイン」「ライティング」業務に限定されているが、将来的には他の業種や依頼方法への適用も検討されている。ランサーズは、フリーランスと企業のマッチングを促進し、個人のエンパワーメントを支援するプラットフォームとして、新しい働き方の提供を続けていく。

同社は、200万人を超えるフリーランスと企業をつなぐことで、人材不足や生産性向上、DX化の推進に貢献している。また、外部人材の活用を通じて、技術革新を促進している。ランサーズは、個人と企業の新たな働き方を支えるサービスを提供し続ける。

出典:プレスリリース