JASTAR(順天堂大学AIインキュベーションファームMedTecスタートアップ加速プロジェクト)は、順天堂大学が持つ医療・健康ビッグデータを活用し、人工知能(AI)、Internet of Medical Things(IoMT)、デジタルヘルスなどの研究デザインとその事業化計画の作成支援を通じて、スタートアップの事業のブラッシュアップを目指すプロジェクトとして始動。このプロジェクトは、AIやIoMT、デジタルヘルスなどの研究・開発・社会実装における産学官民連携を強化し、産業創出の好循環を生み出す次世代医療エコシステムを形成することを目指しているとのこと。

同プロジェクトは、2021年12月1日に順天堂大学大学院医学研究科に設立された研究センター「AIインキュベーションファーム」(aif)によって運営されている。aifは、AI、IoMT、デジタルヘルスなどの研究・開発・社会実装における産学官民連携の強化、及び産業創出の好循環を生み出す次世代医療エコシステムを形成することを目指しているという。

InnoJinは、このプロジェクトに採択され、自社が進めている「AI、IoMT、デジタルヘルス×医療」に関する研究に対して、順天堂大学が持つ医療データの提供や臨床医との共同研究デザイン、臨床研究支援チームによる倫理委員会申請、契約関連などの支援を受けることができる。また、弁護士、会計士、投資家、起業家による資金調達、事業計画策定、知財戦略、広報などに関する講義を4力月間継続的且つ短期集中的に受講する機会を得ることで、事業の基盤構築の充実を図るとのことだ。

出典:プレスリリース