ナレッジセンス(東京都中央区)は、企業向け生成AIサービス「ChatSense」が新たなAIモデル「GPT-4o」に対応すると発表した。このモデルは言語、数学、コーディングの各タスクでの回答性能と速度が向上するとされている。今週中にビジネスプラン以上のユーザーに自動的に最新版が利用可能になる見込みだ。

ChatSenseは、自然な対話が可能なAIチャットボットで、業務効率化やサービス品質向上に貢献することが期待されている。東証プライム上場企業や国内大学など、多くの大手企業に導入されている。OpenAIが公開したGPT-4oは、前モデルよりも性能が高く、ナレッジセンスは急ピッチで対応作業を進めている。

GPT-4oモデルは、他社製生成AIと比較しても優れた性能を持つとされており、ユーザー側での対応は不要である。ナレッジセンスは社内検証を進め、業務に有益と判断された後にリリース時期を決定する。ChatSenseの導入や法人契約の詳細は公式サイトで確認できる。

ChatSenseは、セキュリティを強化し、コスト面でも優位性を持つサービスとして提供されている。企業や官公庁、大学などで導入実績があり、チャット内容をAIの学習から守る機能や、プロンプトの社内共有機能など、ビジネス向けの独自機能が豊富に用意されている。初期費用無料で最低利用期間の縛りもなく、導入のハードルを低くしている。

出典:プレスリリース