Lazuli(東京都千代田区)は、AIを駆使した商品情報統合サービス「Lazuli PDP」の機能を2023年2月に大幅にアップデートし、新たに「ハッシュタグ生成」と「カラー推定」の2つの機能を追加した。これにより、ECサイト運営者は商品情報の拡充やサイトの利便性向上に貢献するキーワードを容易に生成できるようになる。

「Lazuli PDP」は、複数のデータベースに散在する商品情報を一元管理し、AIを用いて商品マスターデータの名寄せやメタタグ付与を行うSaaS。新機能の「ハッシュタグ生成」は、ユーザーが指定するパラメーターに基づき、最適なタグを自動生成する。また、「カラー推定」機能は、商品の色情報をAIが推定し、日本語名称とカラーコードで定義することで、データの活用範囲を広げる。

Lazuliは、自然言語処理を含むAI技術に特化しており、今回のアップデートにより、エンドユーザーの購買体験やサイトの回遊性の向上を図る。また、商品情報の流通に関する課題解決にも貢献するとしている。同社は、小売業や製造業、D2C事業者などに「Lazuli PDP」のさらなる導入を推進していく方針だ。

「Lazuli PDP」は、商品情報を一括管理し、データの活用に応じた加工・生成を行うプラットフォーム。メーカーや小売業者、製薬業者が保有する商品マスターデータをAIで処理し、ユーザーに提供する。Lazuliは、商品情報のアクセスを容易にすることで、ビジネスのDXを支援することを目指している。

出典:プレスリリース