メンバーズ(東京都中央区)は、生成AIを駆使した「LCA算定AIシステム」を開発し、企業のLCA算定作業を効率化するサービスを開始する。同システムは、OpenAIの技術を用いており、LCA算定の中核をなすインベントリー分析の作業時間を大幅に削減することが可能だ。

実証実験では、従来約5時間かかっていた作業が約2時間に短縮されたという。これにより、人手不足や作業の属人化などの課題を解消し、企業のLCA算定を内製化する支援を行う。メンバーズのGX人材が導入から運用、定着までを伴走支援する。

今後、メンバーズは機能の精度向上や新機能の開発を進め、企業のデータ収集から分析、報告プロセスの業務効率化を図る。これにより、脱炭素社会の実現と持続可能な利益向上に貢献することを目指す。同社の取り組みは、企業のサステナビリティ経営を強化し、脱炭素DXの推進に寄与する。

メンバーズは、脱炭素DXソリューションを提供し、企業の持続的な成長を支援している。LCA算定サービスは、製品やサービスのライフサイクル全体の環境負荷を評価するための重要な手法であり、企業の脱炭素化に不可欠なプロセスである。同社の新たなAIシステムは、これらのプロセスを効率化し、企業の脱炭素戦略を加速させる。

出典:プレスリリース