レオパレス21(東京都中野区)は、日本マイクロソフトが提供するAzure OpenAI Serviceを活用した「LeoAI Chat」を社内に導入。このサービスは、顧客データを再トレーニングに使用せず、情報セキュリティを保ちながら大規模言語モデルを利用できる。社内開発により、全従業員がイントラネットでAI技術を活用し、業務効率化を目指す。

「LeoAI Chat」は、社内規約や業務マニュアルの参照を簡略化。従業員は従来、社内ポータルで必要なファイルを探し出す必要があったが、バージョンアップにより直接必要な回答を得られるようになった。これにより、業務効率が向上し、使用ユーザーは平均で月8時間の業務削減を実現したという。

今後、レオパレス21は2024年内を目途に、規約・マニュアルだけでなく、社内業務データの学習を進め、生成AIの精度向上を図る。データドリブン経営を推進し、DXの加速を目指す。関連するプレスリリースは、企業サイトおよびDXページで確認できる。

出典:プレスリリース