リセ(東京都千代田区)は、AIクラウド「LeCHECK」の英文契約書対応を発表。ChatGPTを用いた修正条文案提示機能(β版)が、国際取引の増加に対応する形で拡張された。ジェトロの調査によると、海外事業は拡大傾向にあり、英文契約書の明確性がより求められている。

「LeCHECK」は30名以上の専門弁護士が監修したAIを搭載。契約書のリスクカ所を指摘し、修正案を提案することで、法務業務の効率化に貢献。2024年1月12日には日本語契約書向けの機能を提供開始しており、今回の英文対応は更なる業務支援を目指す。

英文契約書の修正は、文脈を考慮した複雑な作業だが、新機能により専門知識がなくても対応可能に。Wordアドインを利用し、作業の手間を省くことで、利便性が向上。ユーザーフィードバックを基に正式リリースに向けた機能拡充も検討中。

リセは、藤田美樹代表(東京大学法学部出身、NY州法律事務所勤務経験あり)により設立。法務AI「LeCHECK」は、その豊富なノウハウと協力弁護士の知見を生かし、高品質なレビュー支援を提供。企業や法律事務所に信頼されるサービスとして広く導入されている。

出典:プレスリリース