M3WE(東京都)は、AIを活用して株式投資教育に音楽を取り入れる新たな試みを行った。同社は「17日連続35本のAI生成動画で商品PRと株式投資の教育動画を配信」というプロジェクトを通じて、音楽生成AI「Suno」などを用いて、投資教育における音楽の導入を実現した。これにより、投資の学習がより手軽で楽しいものになると期待される。

代表の盛田祐代は、音楽大学卒業後に投資助言業に携わり、専門誌への執筆経験もある。その知識を生かし、AIを駆使してオリジナルの歌詞と高品質な曲を制作。生成AIの進化により、誰もが音楽制作を行える環境が整いつつあるが、アルバムとしての品質を保つためには専門的な知識が不可欠だ。

株式投資と音楽の融合は、これまでにない試みだが、生成AIの登場により、投資教育における新たなツールとして音楽を取り入れることが可能になった。このアプローチは、投資業界だけでなく、他業種や教育分野にも応用できる可能性を秘めている。学習経験を豊かにし、教育の可能性を広げる一助となるだろう。

M3WEは、投資教育をよりアクセスしやすくするために、音楽を通じて学習を促進することを目指している。プロジェクトでは、株式投資に関する知識を歌詞にし、ChatGPTを用いて学術書風に書き換える実験も行った。結果、歌詞にすることで内容がより理解しやすくなることが確認された。ポップミュージック形式で制作された楽曲は、日常生活の中で気軽に楽しめるよう設計されている。

出典:プレスリリース