MAINGEARはPhisonと提携して、aiDAPTIV+テクノロジーを搭載したPRO AIワークステーションの新しいラインを導入した。これらのシステムは、中小企業にとって大規模言語モデル(LLM)の開発とトレーニングをより利用しやすくするように設計されている。インテリジェントなSSDキャッシュを活用することで、ワークステーションはGPUおよびDRAMリソースの制約内でAIモデルの実行を最適化することを目指しており、従来のAIトレーニングサーバーに代わるコスト効率の高い代替手段を提供する。

MAINGEARとPhisonのコラボレーションにより、中小企業による生成AIモデルに対する需要の高まりに対応するソリューションが誕生した。PRO AIワークステーションは、標準のデスクトップPCフォームファクター内で、Llama-2 70bモデルなどの複雑なAIトレーニングタスクを処理できる。このアプローチでは、必要なハードウェア投資が削減されるだけでなく、ワークステーションを追加してトレーニング時間を短縮することで拡張性も実現する。

MAINGEARのCEO、ウォレス・サントス氏は、強力かつ手ごろな価格のAIトレーニングソリューションを提供するという同社の取り組みを強調した。PRO AIワークステーションは、かつては多額の資金力を持つ企業が独占していた分野で、企業、教育機関、研究施設に競争力を与えるように設計されている。

PRO AIワークステーションは、さまざまな顧客のニーズやワークスペース環境に合わせて、フルタワーおよびラックマウントオプションを含むさまざまな構成で利用できる。Intel Xeon CPU、最大1TBのDDR5メモリー、複数のNVIDIA RTX Ada GPUを備えており、PhisonのaiDAPTIV+キャッシュSSDでサポートされている。MAINGEARは、これらのシステムが強力であるだけでなく、簡単にアップグレードでき、静かに動作するため、オフィス環境に適していることを保証する。顧客は、MAINGEARのオンライン構成ツールを使用してワークステーションをカスタマイズしたり、同社の専門販売チームの指導を求めることができる。

出典:プレスリリース