Matillionは、プッシュダウンELT (抽出、ロード、変換)機能とプッシュダウンAI機能を組み合わせた統合プラットフォームを最初に提供する先駆者であることを発表した。このイノベーションにより、データエンジニアは、Snowflake、Databricks、AWSなどの主要なプラットフォームを活用して、分析およびAIパイプラインの開発を迅速化できるようになる。生成AIのプラットフォームへの統合が一般提供されるようになり、データチームの生産性が向上し、チャットボットなどの新しいAI主導のビジネスアプリケーションの作成が容易になる。

Matillionの最高製品責任者であるCiaran Dynes氏は、新しいユースケースを作成し、永続的なデータ管理の課題を解決する上での生成AIの大きな可能性を強調した。Matillionのプラットフォームは、プッシュダウンAIアーキテクチャーとともにノーコードとハイコードの両方のオプションを提供し、これらの課題に対処することを目的としている。顧客は既に非構造化テキストを既存のデータセットと統合して、革新的なアプリケーションを開発し、ビジネス上の問題に対する新しい解決策を発見している。

同社はまた、新しいRAG (検索拡張生成)コンポーネントを導入し、ユーザーがPineconeのような主要なベクターストアにデータを組み込めるようにした。Matillionに固有のこの機能により、RAGおよびその他のアプリケーション用のデータの準備が簡素化される。このプラットフォームのAI機能は、プライベートプレビュー段階で好評を博しており、Snap AnalyticsのIsaac Ben-Akiva博士は、さまざまな分野にわたる生成AIの変革の可能性を賞賛している。

さらに、Matillionはモデルに依存しないプロンプトコンポーネントを一般提供し、OpenAI、Azure OpenAI、Amazon Bedrockなどの一般的なLLM (Large Language Model)をデータパイプライン内に直接統合できるようにした。これにより、データ変換内で生成AIを利用できるようになる。同社はまた、Matillion内のアクションのメモを自動的に記録する自動ドキュメント機能をリリースし、データチーム間のコラボレーションとパイプライン管理の向上を促進した。

今後を見据えて、Matillionは年内にCopilotを導入する予定で、これによりパイプラインの作成に自然言語のAIを採用することでデータエンジニアリング タスクがさらに効率化される。このツールは、コーディング経験のない人でも拡張データエンジニアリングにアクセスしやすくすると同時に、データ サイエンティストやAIエンジニアにとって大きな影響力を持つ作業を促進するように設計されている。

出典:プレスリリース