mign(東京都荒川区)は、建築系条例に関する質問にAIが答える新しいソリューション"ordiq"を2024年5月にリリースすると発表した。このシステムにより、建設プロジェクトに従事する法規確認担当者は、関連する条例や条文を素早く見つけることができるようになる。

"ordiq"は、市区町村の建築系条例の知識を持つ生成AIを活用し、ユーザーが質問すると、適切な条文を引用して回答する。これにより、建設会社の担当者は、毎回異なる地域の条例を調べる手間を大幅に削減できる。

同社によると、現在約50の主要市区町村の条例に対応しており、対応していない地域についてはユーザーからのフィードバックを受けてアップデートが可能だ。利用方法は、対象地域を選択し、質問を入力するだけで、AIが条文を記載しながら回答する仕組みだ。

このソリューションは、建設プロジェクトの計画段階での効率化を図るもので、法規確認の精度向上にも寄与すると期待されている。デモ動画はmignの公式サイトで公開されている。

出典:プレスリリース