三菱UFJキャピタル(東京都中央区)は、運営するファンドからマンガのローカライズ支援ツールを開発するオレンジに出資したと発表。オレンジは電子書籍ストア「emaqi」を米国で提供する計画。

オレンジ(創業2021年)は、「Creating a world where everyone enjoys manga」を掲げ、独自のローカライズ支援ツールを開発。2024年夏には「emaqi」を通じて米国で日本のマンガを配信予定。多様な作品を世界に届け、豊かなエンタメ体験を提供することを目指す。

日本のマンガは世界的な文化資産だが、翻訳・配信は限られた作品に留まっていた。オレンジはAIを活用し、翻訳の効率化を図る技術を開発。三菱UFJキャピタルはその技術力と経営陣の推進力を評価し、出資を決定。

オレンジの技術が世界のマンガ市場に新たな動きをもたらすことが期待される。同社の取り組みにより、日本のマンガがより多くの国々で愛されるようになることを、三菱UFJキャピタルは見守っていく。

出典:プレスリリース