コニカミノルタと大阪市は、教育データの活用を目的とした協定を締結した。2024年9月から大阪市立小中学校で対話型生成AI機能の先行利用を開始する。詳細は「EDIX東京2024」で発表される予定だ。

対話型生成AIは、従来インターネット情報を基に回答を生成していたが、学校教育には不適切な情報が含まれる問題があった。コニカミノルタジャパンは、教材や学習指導要領に基づくデータを設定し、安全な対話型生成AI機能を提供する。

この新機能は、自治体や学校のデータを活用し、子どもたちの学習進度に合わせた対話型学習を可能にする。マルチモーダルAIを用いて、様々なデータを統合し、個々の学びを支援する計画だ。

また、子どもたちが気軽に利用できるよう、親しみやすいキャラクターを模した対話型生成AI機能も開発された。これにより、学習意欲の向上と健やかな生活を支援することが期待される。

出典:プレスリリース