ミヤタビール(東京都墨田区)は、AIがレシピを考案したクラフトビール「AIビール」を代官山の専門店「ビビビ。」で4月9日より販売する。かくしごとがAIディレクションを担当し、ChatGPTを用いてビアスタイルや副原料などの新レシピを開発。宮田昭彦の哲学やブルワリーの環境を学習したAIが、100種以上の案から選ばれたレシピでビールを完成させた。

「クラフトビール×AI」の試みは、クラフトビールの個性とAIの可能性を探る挑戦だ。クラフトビールのファンが増える中、AIのトレンドも注目されている。今回の企画は、AIがクラフトビールのストーリーをどうサポートできるかを探るもので、その成果は飲む人々の体験に委ねられる。

今回のビールには、AIが提案した特別な副原料が使用されている。企画チームはChatGPTにミヤタビールの過去のレシピやオーナーの哲学を学習させ、新しいレシピを提案させた。宮田氏は、AIが選んだ副原料とホップの組み合わせに新鮮さを感じ、チャレンジを決意。発酵への影響を考慮し、適切な量で副原料を使用し、バランスの良いビールを創り上げた。

出典:プレスリリース