NTTデータ(ロンドン)とシュナイダーエレクトリックは、エッジ・コンピューティング機能を活用する新たな共同事業を発表。エッジ、プライベート5G、IoT、モジュラー・データセンターを統合するソリューションを導入し、AIアプリケーションの計算的需要をサポートする。

共同事業では、NTTデータのEdge as a ServiceとシュナイダーエレクトリックのEcoStruxureを組み合わせる。これにより、企業はエネルギー効率を高め、計算集約型タスクに対応可能に。シャヒード・アフメド氏は、デジタル変革の未来はエッジ・デバイスのデータ処理にあるとし、顧客をリードする準備が整ったとコメント。

顧客は、遠隔地やブラウンフィールド地域でのデジタル変革向けに設計されたエッジ・データセンターなど、完全なソリューションを実装可能に。NTTデータの報告によると、約70%の企業がエッジの導入を加速中。マリエンパーク・ベルリンでは、プライベート5G対応のEcoStruxureデータセンターを導入予定。

シュナイダーエレクトリックのレキシントン・スマートファクトリーでは、プライベート5Gの性能テストを実施。ロブ・マッカナン氏は、プライベート5G接続の専門知識を活用し、共同事業を拡大する絶好のタイミングと述べる。このコラボレーションは、インダストリー4.0の課題に対処し、エッジ・データセンターを通じたシームレスな接続を保証する。

出典:プレスリリース