Onikle(茨城県つくば市)は、生成AIを搭載したエンタープライズサーチエンジン「NapAnt」のトライアル受付を開始した。このシステムは、社内のSaaSアプリケーションやクラウドデータを一括で検索し、業務効率を向上させることを目的としている。

「NapAnt」は、PDFやWord、Excel、Powerpointの文書はもちろん、TeamsやSlackのポスト、メールなど多様なフォーマットのデータを検索可能。自然言語処理AIを用いて関連度の高い情報を迅速に提供し、より賢いAIアシスタントとして機能する。

さらに、生成AIを活用し、チャット形式で社内情報から質問に対する回答を生成する機能も近日実装予定だ。セキュリティー面では、ISO2800(ISMS)を取得し、顧客情報の保護にも力を入れている。

「NapAnt」はα版の提供を経て、ベータ版リリースに至った。有償トライアルは特別価格で提供中で、3月6日までのキャンペーンを実施している。今後は、サイバーエージェントキャピタルからの資金調達を含む1.1億円を活用し、顧客サポート体制の拡充や検索性の向上に努める計画だ。

出典:プレスリリース