ネットショップ支援室(東京都港区)は、OpenAIの「GPT-4o」を活用したAI-OCR機能を7月からβ版で提供すると発表した。この機能は、発注書の情報を自動で読み取り、データ入力を効率化する。β版は初めに限られたユーザーに提供され、その後全ユーザーに展開される予定だ。

企業間取引では、手書きの注文書が多く、自動化へのニーズが高まっている。しかし、従来のAI-OCRでは手書き文字の認識率が低かったり、書式に制限があったりする問題があった。新しいAI-OCR機能は、これらの課題を克服し、手書きでもPC活字でも高い識字率を実現する。

利用方法は簡単で、FAXで受け取った発注書をスマートフォンで撮影し、アプリで読み取るだけ。品名や価格などが自動で読み込まれ、発注データが作成される。これにより、形式の制限がなく、複雑な設定や長期の学習も不要になる。

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出典:プレスリリース