株式会社オリコム（東京都港区 ）は、脱炭素社会への移行を目指し、GHG排出量の算定をScope１、２だけでなく、Scope３まで拡大する方針を発表した。同社は、広告商品のGHG排出量も計算し、「ゼロボード」と連携して取り組むとしている。
同社によると、最近の国際情勢の不安定さや生成AIによるサーバー負荷の増大など、異なる原因から「省エネ」が世界的な課題になっているとのこと。これに対応するため、組織全体だけでなく、取り扱う商品においてもGHG排出量を算定することで、業界に新たな基準を設ける。
広告業界においては先駆的な取り組みとなるこの動きは、他のビジネスパートナーにも影響を与える可能性がある。株式会社オリコムは、広告の枠を超えて、GHG排出量を明示することで、環境に配慮したビジネスモデルへの転換を目指している。
この取り組みにより、同社は環境問題への意識が高まる中で、企業の社会的責任を果たすとともに、持続可能な経済発展に貢献することを目指している。今後の展開が注目される。
出典：プレスリリース
