プランプラン(東京都港区)は、生成AIを活用した3種類のチャットボットを公開したと発表した。これらのチャットボットは、学校の先生や子育て中の方々が気軽に利用できるもので、子どもに関わる人々を支えることを目指しているという。

これまでに公開されていたAIチャットボットは、主に教師の役割を果たすものだったが、今回公開されたチャットボットは、日々子どもたちと向き合う教師や子育て中の人々を支援することを目的としている。教育に関する相談や、教師や子育て中の人々自身の悩みを共有することで、日々の負担を軽減することを目指しているという。

公開されたチャットボットは、「GPTs」、「LINE」先生のためのAIカウンセラー、「LINE」プチ相談AIさんの3つである。「GPTs」は、ChatGPTのGPTsを用いたチャットボットで、「バーチャル職員室」という名前で公開されている。このチャットボットでは、学習指導、生徒指導、保護者対応、先生のメンタルヘルスを得意とする4人の先生が相談に乗る。「LINE」先生のためのAIカウンセラーは、忙しい先生方の心に寄り添うチャットボットで、先生方の悩みを聞いて答える。「LINE」プチ相談AIさんは、子育て中のママ・パパが気軽に相談できるチャットボットで、ちょっとした相談や愚痴を友だちのように受け止め、励ますという。

プランプランは、クラウド教育支援システム「プランプラン」や先生のためのデジタル名刺PPP【ピピピ】を提供している。これらのサービスは、教師や児童生徒、保護者が簡単に利用できるように設計されており、学校と保護者間の連絡を手軽に行うことができる。また、子どもたちの学びの足跡を残すポートフォリオ機能も用意されているとのことだ。

出典:プレスリリース