プラスアルファ・コンサルティング(東京都港区)は、タレントマネージメントシステム「Talent Palette」に新機能を追加した。人材データの分析結果に対する解説文を生成AIが自動で作成する機能である。企業の人事部門におけるデータ活用をさらに進めることが可能となるという。

同社によると、この新機能は、蓄積された人材情報から得られる分析結果をAIが読み取り、解説文を生成する。ダッシュボードが更新されるたびに、最新の情報に基づいた解説文に自動更新される。また、生成された文は人事部門が編集し、より適切な内容にブラッシュアップすることもできるという。

生成AIへの指示内容は、グラフの軸説明やデータソースの概要、出力する内容の文字数などを設定する。これにより、組織別スキル状況などの分析結果に対して、より理解しやすい解説文を提供できるという。

プラスアルファ・コンサルティングは、AIや機械学習などの技術を活用した新機能の開発を進めている。今後も業務効率化や改善を目指し、機能強化に取り組む方針だ。タレントパレットは、人材情報を科学的に活用し、経営層の意思決定を支援するシステムとして、多くの企業に導入されているとのことだ。

出典:プレスリリース