エンジェルラウンド(東京都豊島区)はAIアートプロジェクト「HAKURO」とのコラボNFTを発行し、43体が完売した。売上は一般社団法人コード・フォー・ジャパンに全額寄付された。寄付の新しい形としてNFTの購入を通じて、寄付の証明と透明性を追求する試みである。

NFTはブロックチェーン技術を用いたデジタルトークンである。この技術を活用し、寄付の事実を不変の記録として残すことで、信頼性を高めることが可能になる。エンジェルラウンドは、この取り組みを通じてNFTのさらなる活用を目指すという。

コラボNFTの購入者には、みーちゃんやマー君、エンジェルラウンド大越匠などが名を連ねる。一方、コード・フォー・ジャパンはITを活用した地域課題解決を目指す非営利団体で、「ともに考え、ともにつくる社会」をビジョンに掲げているという。

「HAKURO」はAIを駆使したNFTアートプロジェクトで、約1,300人のコミュニティーを持つ。今回の寄付は、技術の民主化と新たなデジタルデバイドへの対応を目的としている。エンジェルラウンドは今後も、スタートアップの活躍を支援するエコシステム構築に貢献していく方針だという。

出典:プレスリリース