TMJ(東京都新宿区)は、コンタクトセンター業務に適用可能な対話型生成AIプロンプト集を公開した。エーアイスクエア(東京都千代田区)の監修のもと、コンタクトセンターのシーンに合わせて作成されたという。無償で提供される本プロンプトは、オペレーターの回答支援や文章の自動生成に役立つという。

本プロンプトは、ChatGPT(GPT4.0)をベースにしており、汎用性に優れている。TMJは「次世代型コンタクトセンタープロジェクト」の一環として、技術実装を進めている。オペレーターが適切なプロンプトを用いることで、迅速な回答が可能になるという。

TMJは、クライアント企業と共にCX(顧客体験)の高度化を目指している。生成AIを活用した「次世代コンタクトセンタープロジェクト」を通じて、顧客接点の改善をサポートしている。12月にはLLM(大規模言語モデル)導入支援サービスを開始し、更なるCX向上を図るとのことだ。

生成AIの業務効率と生産性向上への効果が徐々に検証されている。TMJは顧客業務の運用での先行導入を進め、検証結果をコンタクトセンター運営に反映する。労働人口の減少と顧客ニーズのパーソナル化に対応し、次世代のコンタクトセンター化を推進する計画だという。

出典:プレスリリース