ウィルゲート(東京都港区)が運営するSEO支援ツール「TACT SEO」は、AI機能を強化した。ChatGPTのモデルを「GPT-4」から「GPT-4 Turbo」へと変更した。このアップデートにより、命令追従精度が向上し、より正確な文章生成が可能になるという。

「GPT-4 Turbo」は、トレーニングデータを2023年4月までの情報に拡張している。これにより、最新のデータを基にした高品質な文章の出力が期待される。また、コンテキストウィンドウの拡張により、長いプロンプトにも対応し、より複雑な要求にも応えられるようになったという。

ウィルゲートの「TACT SEO」は、SEO対策に必要なキーワード調査からコンテンツの課題分析までを自動化している。これまでに3,400社以上のSEOコンサルティングの経験を生かし、5,500社以上の企業が利用している。AIおまかせ作成機能を使えば、SEO記事の見出しから本文までをAIが自動生成し、記事作成の手間を削減するとのこと。

「TACT SEO」の導入事例として、転職メディアが売上を10倍に伸ばし、検索順位も大幅に改善。また、大手の競合に打ち勝ち、売上を4倍に増やした事例や、SEO未経験者がリライトを大量にこなした事例などが報告されている。これらの成功事例は、ウィルゲートの提供するツールとサービスが、実際に成果を生み出していることを示しているという。

出典:プレスリリース