クインテグラル(東京都新宜区)は、ChatGPTを活用したビジネス対話ロールプレーツール「フィードバックパートナー」を5月27日から無料で提供開始する。このツールは、部下育成におけるフィードバックの質を向上させることを目的としている。詳細は公式サイト「https://www.quintegralai.com/」で確認できる。

「フィードバックパートナー」は、オンラインで上司と部下の対話をシミュレートし、実際の研修で生じる緊張を軽減する。シナリオは「部下のゴール設定」「問題行動のある部下との対話」「失敗を経験した部下との会話」の3種類が用意されており、受講者は自己評価を行いながらスキルアップを図ることができる。

このツールは、トレノケートホールディングスおよびatmaとの協力で開発された。最新のChatGPT-4oを採用しているが、品質や使いやすさにはまだ課題があるという。クインテグラルは、IT・AI技術を活用し、企業の人材育成を支援していく方針だ。

クインテグラルは、AMA(American Management Association)の研修を日本及びASEANで提供している。AMAは1923年に設立され、ピーター・ドラッカー氏が終身顧問を務めた組織である。同社は、企業の課題解決に向けた実践的な研修を提供し、豊富な経験を持つ講師陣による指導が受けられる。

出典:プレスリリース