ナレッジセンス(東京都中央区)は、自治体や官公庁向けに特化したチャットGPTサービス「ChatPro」の実証実験パートナーを募集すると発表した。セキュリティーを重視した環境でChatGPTを活用し、行政機関の業務効率化を図ることが目的だ。

「ChatPro」は、米OpenAI社が開発したAIチャットボット技術をベースに、法人向けにカスタマイズされたサービスである。ナレッジセンスは、行政機関が予算策定前に無料でサービスを試せる「スターター」プランを提供し、導入の敷居を低くしている。

実証実験パートナーとして選ばれた行政機関には、通常有償の「導入サポート」や「週次でのAI専門家との相談会」などが無償で提供される。これにより、AIの活用方法を模索し、実際の業務に適用するまでのサポートが強化される。

ナレッジセンスは、行政機関のデジタルトランスフォーメーションを支援し、生成AIを活用した業務効率化を目指している。同社は、ChatProをはじめとするAIサービスを通じて、企業や行政機関の生産性向上に貢献していく方針を示している。

出典:プレスリリース