RelationalAIは、Snowflake AIデータクラウド内でのデータ活用を強化するために設計された革新的なアプリケーションの一般提供を発表した。Snowflakeデータクラウド サミット2024で発表されたこのアプリケーションは、Snowflakeマーケットプレースで入手可能なSnowflakeネイティブアプリだ。ナレッジ グラフと高度なAI技術を統合し、顧客がデータからより多くの価値を引き出し、意思決定プロセスを改善できるように支援することを目指している。

同社のソリューションは、Snowflakeの内部拡張機能として機能し、知識とビジネスロジックをデータに直接統合することで意思決定を効率化することを目指している。このアプローチでは、使い慣れたリレーショナル パラダイムを活用し、顧客がグラフ分析や予測分析などのさまざまなAI技術をSnowflakeデータに適用できるようにする。目標は、共通のビジネスモデル内で知識を一元化し、組織全体で意思決定を最適化することだ。

RelationalAIの製品は、顧客の既存のSnowflakeアカウント内で機能するように設計されており、データの送信を必要とせずに、確立されたセキュリティーとガバナンスのフレームワークに準拠している。顧客は、Marketplace Capacity Drawdownプログラムを通じて、RelationalAIサービスに対するSnowflake容量コミットメントを利用することもできる。これにより、調達プロセスが簡素化され、複数の外部ポイントソリューションを管理する場合に比べて、より統合されたソリューションが提供される。

同社は、Snowflake Data Cloud Summitでナレッジグラフ コプロセッサーのデモや、いくつかのセッションへの参加を行っている。これらのセッションでは、RelationalAIのテクノロジーをさまざまなビジネスシナリオに適用することについて、共同顧客や業界リーダーと話し合い、高度なグラフ分析の潜在的なメリットや、その使用によって得られる効率性の向上について強調している。

出典:プレスリリース