リヤド航空(リヤド)はアドビ(カリフォルニア州)との提携を発表。新航空会社として、サウジ国内外の旅行パートナーと連携し、顧客がデジタルで旅を管理できる体制を整える。IBM Consultingがシステム統合を担当し、アドビのExperience Cloudを活用して、顧客に合わせた旅行体験を提供する計画だ。

アドビの技術を駆使し、リヤド航空は2025年に初の乗客を迎え、2030年までに年間3億3000万人の訪問者を目指す。CFOのAdam Boukadida氏は「アドビとのパートナーシップで、予約から搭乗、目的地到着まで、パーソナライズされた体験を提供する」と述べた。

アドビのAnil Chakravarthy氏は「リヤド航空はデジタル体験の新基準を確立する可能性を持つ」とコメント。Adobe Experience CloudのReal-Time CDPを用いて、顧客データを統合し、プライバシーを尊重しながらパーソナライズされた体験を創出する。

リヤド航空はAdobe Sensei GenAIを利用し、パーソナライズされたキャンペーンを展開。Adobe Experience Platformによるリアルタイムのインサイトで、顧客との即時コミュニケーションを実現する。これにより、多様な文化背景を持つ顧客に共鳴する体験を提供し、卓越した顧客サービスを保証する。

出典:プレスリリース