Salesforce(米国)は、新しいCRM向け生成AIアシスタント「Einstein Copilot」のベータ版提供を開始したと発表。企業特有のデータとメタデータを活用し、顧客との関係を深めることが可能になる。

Einstein CopilotはSalesforceアプリに統合され、質問への回答やコンテンツ生成などを自動化。これにより、ユーザーの生産性向上や顧客関係の強化が期待される。Salesforceの顧客は、Einstein 1 Editionにアップグレードすることでアクセスが可能に。

マーク・ベニオフ会長兼CEOは「AIは業界における重要な瞬間であり、Einstein Copilotは顧客との関係を深める能力を持つ」と述べた。AIの利用は生産性向上に寄与し、企業の利益率向上にもつながるとのこと。

Einstein Copilotは、Data Cloudからの信頼できるデータを使用し、即座に使えるアクションやカスタマイズが可能。推論エンジンにより、ユーザーの意図を理解し最適なアクションを選択する。Einstein Copilot for Tableauは2024年後半に提供予定で、現在は英語環境でのみサポートされている。

出典:プレスリリース