ServiceNow(ニューヨーク)は、年次イベントKnowledge 2024を開幕し、新しい生成AI機能「Now Assist」を発表した。この機能は生産性向上やコスト削減を促し、顧客と従業員のイノベーションを支援する。Now Platformの新自動化ソリューションと戦略的パートナーシップの拡大も同時に公表された。

同社は先週、第一四半期の好調な業績を報告し、2024年末までに売上高110億ドル、2026年末までに150億ドル以上を目指すと発表。ビル・マクダーモットCEOは「Knowledge 2024はAIを活用し、ビジネス変革を推進する」と述べた。

Now Assistの生成AI機能は、Now AIのマルチモーダルモデルを通じて、テキストや画像など多様なデータを処理。これにより、従業員や管理者がより適切な結果を得られるようになる。新機能は、戦略的ポートフォリオ管理やアプリケーション開発を支援し、組織の自動化を促進する。

ServiceNowは、組織のデジタル化を支援する新機能を追加。New Creator StudioやAutomation Engineを強化し、自動化とインテリジェントなコラボレーションを実現。製造業向けの新ソリューションも発表し、従業員の生産性向上に貢献する。

同社は、顧客のデジタル変革(DX)を加速するためのパートナーシップを拡大。Genesys、富士通、Infosysとの協業を通じて、カスタマーエクスペリエンスの向上や業界横断的なソリューションを提供する。これらのパートナーシップは、ServiceNowプラットフォームの活用を促進し、顧客に新たな価値をもたらす。

出典:プレスリリース