SO Technologies(東京都文京区)は、ChatGPTを用いた議事録AIツールを開発したと発表した。このツールは広告業界の業務効率化を目的とし、広告提案や分析業務の工数を削減することで生産性の向上を図る。

インターネット広告市場の成長に伴い、業務の自動化ニーズが高まっている中、SO Technologiesは広告会社のコア業務に注力できる環境を整えるために、このAIツールを開発した。同社は、広告主の利益に直結する業務に集中することが重要だと位置づけている。

AG-Boost開発チームが手掛けたこのツールは、約70名の社内スタッフによる先行導入が行われており、議事録の生成にかかる時間を大幅に短縮している。1分程度で出力される議事録は、修正や整形作業を含めても大きなコスト削減に寄与している。

将来的には外部への提供も検討されており、業界全体の生産性向上に貢献する可能性がある。SO Technologiesは、テクノロジーを活用したプラットフォーム開発を通じて、広告業界の業務DXを支援していく方針だ。

出典:プレスリリース