アラームボックス(東京都新宿区)は、OpenAI社のGPT Storeで「AI新規取引アドバイザー」の提供を開始すると発表した。このサービスは、新規取引に必要な情報収集や業界分析を自動化し、稟議書作成のアドバイスも行う。これにより、企業は新規取引の開始を迅速かつ安心して行えるようになる。

新サービスは、企業調査会社のノウハウを活用し、与信管理を手軽に実施できるように設計されている。GPT Storeでリリースされる企業調査会社が構築したGPTsを使用するのは、国内で初めての試みである。これにより、企業調査業務が標準化され、より効率的に行えるようになる。

経済産業省は「生成AI時代のDX推進に必要な人材・スキルの考え方」を発表し、AI技術の進歩が企業に新たな価値提供をもたらすとしている。アラームボックスは、これまでにもAIを活用した企業調査サービスを提供しており、2023年5月には「AI企業調査アシスタント」をリリースしている。

「AI新規取引アドバイザー」は、ChatGPT上での対話を通じて、取引先の情報収集や稟議書作成を支援する。GPT Plus会員は無料でサービスを利用でき、新規取引の効率化が期待される。アラームボックスは、AIと企業調査の知見を組み合わせ、与信管理業務のDX化を目指している。

出典:プレスリリース