station(東京都港区)は、事業拡大に伴い、STATION Ai(名古屋市中村区)とディープコア(東京都文京区)が設立した「STATION Ai Central Japan 1号ファンド」を通じて、尾道産業(広島県尾道市)から資金調達を行ったと発表。資金は、多様化する社会ニーズに応える場やコミュニティの設計・運営支援に充てられる。

stationは、コミュニティデザインやブランディング、システム提供、施設運営などを通じて、デザインとテクノロジーを融合したサポートを展開。これまで瀬戸内エリアを中心にサービスを提供し、多くの反響を得て組織強化を図るため資金調達に至った。ウェブサイトもリニューアルし、事業内容を詳細に掲載している。

STATION Aiは、スタートアップ支援を行う愛知県の拠点で、411社がメンバーとして加入。stationはSTATION Aiに対し、コミュニティ設計やステークホルダー連携、アドバイザリ、運営スキルの研修などを提供。今後もSTATION Ai施設の開業に向けた支援を継続する予定だ。

片岡裕貴氏(STATION Aiインキュベーション事業推進部スタートアップ支援課課長代行)は、stationの支援によりコミュニティの在り方や役割を明確化し、運営の質を向上させたと感謝の意を表明。今後もstationのアドバイスを受けながら、オープンイノベーションを促進するインキュベーション施設の実現を目指すと述べている。

出典:プレスリリース