stu(東京都渋谷区)とアネックスデジタルジャパン(東京都港区)は、AIマスク生成システム「MaskPilot AI」を開発した。特撮TVドラマ「仮面ライダーシリーズ」のマスキング作業に導入される。AI技術を活用し、映像制作の効率化を図る。

映像制作のワークフローを改善するため、両社は「Scene Tracking Mask」を開発。この技術は、オブジェクトの自動トラッキング機能を備え、マスキング作業の時間短縮を実現する。安全性を重視し、オンプレミスサーバーで動作するシステムを構築した。

「MaskPilot AI」は、直感的なUIでラフマスクを自動生成する。手作業と比較して平均40%の作業時間短縮を達成。これにより、未公開データの安全性を確保しつつ、効率的な映像制作が可能になる。

今後、「MaskPilot AI」は「仮面ライダーシリーズ」での使用を通じて、性能向上を目指す。stuはAI・機械学習の研究開発を進め、新しい体験の提供を目指す。技術提供に関心のある企業や自治体からの問い合わせを歓迎する。

出典:プレスリリース