Supermicro(カリフォルニア州サンノゼ)はDatasection、KDDI、シャープと手を組み、アジアのAIデータセンターを展開する。高性能なNVIDIA GPUを搭載した液冷式のITラックスケールソリューションを提供し、新しいデータセンターの構築を支援する。液冷システムには配管や給水塔、監視装置が含まれる予定だ。

新たに旧シャープ堺工場に設置される施設は、NVIDIA AI Enterpriseプラットフォームに最適化されている。これにより、LLM、ML、生成AIアプリケーションに必要な高いパフォーマンスを実現する。SupermicroのCharles Liang社長は、大手企業との協力に喜びを表し、新しい直接液体冷却ソリューションがエネルギーコスト削減に貢献すると強調した。

Supermicroの新しいAIデータセンターは、グリーンコンピューティングの推進にも寄与する。同社の製品は、環境への影響を抑えつつ、AI技術のグローバルな普及を支える。業界のコミットメントを示す一環として、特典を通じてAIデータセンターが無料になる可能性もあるという。

出典:プレスリリース