テイラーワークス(東京都渋谷区)は、ビジネス向け共創コミュニティープラットフォーム「Tailor Works」の新機能として、生成AIによるユーザーマッチングを支援するAIメンバーマッチング機能(β版)を11月13日に公開した。この機能は、共通の目的や興味関心を持つユーザー同士のマッチング度合いや互いの貢献度を数値で可視化し、双方のコミュニケーションを促進することで、ユーザー同士の課題解決や社会課題解決を実現するコラボレーションを加速するとのこと。

製品ライフサイクルの短命化や社会的ニーズが複雑高度化している現代において、企業には既存事業の枠を越え多様な主体と連携し新たな価値を創出する「共創」が求められるようになったという。テイラーワークスはこれまで、新規事業創出を目指す事業会社や地域産業を支える自治体や金融機関のコミュニティー運営を支援し、多様な業種・地域の人々のコラボレーションを支援してきたとのこと。

しかし、共創の成果を最大化するためには、各事業者同士の情報を適切に把握し、双方が価値を創出し合えるマッチングを行うことが不可欠だ。そのためには、マッチング業務における非効率と再現性の課題を解決する必要がある。テイラーワークスの新機能は、生成AIを活用してユーザーマッチング業務の質と量を向上し、共通の目的や関心を持つユーザーの未知の出会いや対話の可能性を拡張し、コラボレーションを加速させるという。

新機能は「Tailor Works」上で開設・運営するコミュニティー内の拡張機能で、これまでの多様なコミュニティー機能に加え、生成AIを活用した情報収集/解析・スコア化やマッチングのシナリオ作りでユーザーマッチング業務の課題を解消し、マッチングの質と量の向上と共創成果の最大化を実現するとのことだ。

出典:プレスリリース