TDSE(東京都新宿区)は、ソーシャルリスニングツール「Quid Monitor」と情報解析ツール「Quid Discover」に「AI Summary(β版)」機能を追加した。この機能は、ソーシャルメディアの投稿や企業情報、ニュース、特許情報を瞬時に要約し、重要なインサイトを抽出する。

「AI Summary」は、例えば「入学式」というキーワードで収集したデータを分析し、「楽しみ」「怖い」といった感情を含む投稿を要約する。また、「日経平均株価」に関する投稿では、市場の動向や投稿者の感情を反映した要約を提供する。

2024年4月19日の「日経平均株価」に関する投稿では、中東情勢の不安から株価が大きく下落したことが要約されている。現在、要約は英語での出力に限られているが、日本語出力にも対応する予定だ。TDSEは、生成AIを用いた製品の強化を進めている。

出典:プレスリリース