2016年よりAI英会話ロボットとして「Musio」を販売している株式会社AKAは、さらに高度なGenerativeAI技術を搭載した最新チャットロボット「MusioS」を発売する
Musio Sは、日本語で自然な会話ができるように設計され、認知能力を向上させ、ストレスを軽減する追加機能を提供するコミュニケーションロボット。事前にプログラムされた応答に依存する従来のロボットとは異なり、Musio Sには、生成AIを利用してトピックに依存しない会話を行うMuseJエンジンが搭載されているという。

Musio Sの機能の1つ「ReSmart」アプリケーションには、認知機能の向上させるための機能だ。「注意力」「言語力」「思考力」「視空間認知能力」「記憶力」の5つの能力に焦点を当て、150を超える脳トレのプログラムが含まれている。

さらに、心のヒーリング効果で知られる「バイノーラルビート」を利用する「Alive」アプリケーションも備えている。

  1. Fall in Deep Sleep(深い眠り)

2. Free Your Doubts(モヤモヤの解消)

3. Center your Focus(集中力向上)

4. Let Off Some Steam(ストレスからの解放)

5. Forming New Habits(新習慣の形成)

の5カテゴリーのバイノーラルビートが用意されている。

Musioシリーズは、AI英会話ロボットとして2016年に発売されたロボットで、英語での自由な会話、可愛らしい表情で「楽しい英会話体験」を提供できることを特徴としてきた。ニーズに合わせて学習コンテンツをカスタマイズできる「Acdemy Plan(アカデミープラン)」も用意されており、小・中学校をはじめとした教育機関で英語の授業を支援するロボットとしても使われた実績があるという。

今回のMusio Sは、その背後ではChatGPTが持つ膨大なデータを用いている。そのおかげで従来は難しかった完全にフリートピックでの会話を行えるという。