ティファナ・ドットコム(東京都目黒区)は、JR東日本グループの「案内AIみんなで育てようプロジェクト」に参加し、「AIさくらさん」を通じて駅での案内サービスを提供している。2022年7月からは山手線の品川駅、渋谷駅、池袋駅、秋葉原駅に導入され、多言語による案内や遠隔接客サービスを拡充してきた。

2024年1月より、品川駅、渋谷駅、池袋駅でのサービスを継続しつつ、新たに山手線3駅に「AIさくらさん」が導入される。新設されたAIは、駅構内案内に加えて、駅係員がビデオ通話で対応する「アバター接客さくらさん」も搭載。日本語、英語、中国語、韓国語の4言語での対応が可能だ。

目黒駅には「AIさくらさん」の新型壁掛けサイネージが設置された。スペースを有効活用するコンパクト設計で、限られた場所でも利用できる。同AIは、日々の学習と改善を重ね、設置場所に応じた柔軟な対応を行い、顧客サービスの向上を図る。

実施期間は2024年1月から2025年3月までの予定で、品川駅、渋谷駅、池袋駅、大崎駅、新橋駅、目黒駅で「AIさくらさん」が稼働する。詳細は関連プレスリリースを参照。同AIは、最新のAI技術を搭載し、多言語対応やクラウドセキュリティーなどのISOを取得している。企業や自治体のDX推進に貢献し、多くの場所で活用されている。

出典:プレスリリース