ティファナ・ドットコム(東京都目黒区)は、阪神電車神戸三宮駅に「AIさくらさん」を導入したと発表。これは阪神ステーションネットが駅員の業務負担軽減とサービス向上を目指し実施。神戸三宮駅は観光客やショッピング客で賑わい、多言語対応の必要性が高まっていた。

「AIさくらさん」は、日本語、英語、中国語、韓国語の5言語に対応。利用者は音声対話やタッチパネルを通じて情報を得られる。駅構内図の表示や二次元コードを用いた外部サイトへの案内も可能。これにより、利用者のニーズに迅速に応えることができるようになる。

導入されたアバター接客は「ChatGPT」を搭載した生成AIを使用。FAQの自動生成により、最新情報の提供が容易に。今後はリアルタイムでの自動回答生成も計画されており、問い合わせ対応の強化が期待される。神戸三宮駅の業務効率化とデジタルトランスフォーメーションを支援する。

「AIさくらさん」は神戸三宮駅西口駅長室前に設置され、4時30分から25時00分まで稼働。ティファナ・ドットコムは、ウェブとAIを駆使し、企業や自治体のDX推進をサポートしている。同社は2000年設立以来、ウェブ制作を中心に事業を展開し、2016年には「AIさくらさん」をリリース。現在、多くの企業や自治体で利用されている。

出典:プレスリリース