AIを活用したデータ可観測性およびFinOpsプラットフォームであるUnravel Dataは、Unravel for Snowflakeを開始した。この新製品は、Snowflakeテクノロジースタックの管理用に特別に設計されたAIを使用しており、Snowflakeの顧客はコスト要因に関する詳細な洞察を得ることができる。また、SQLクエリーとデータアプリケーションを最適化するためのAI主導のコストとパフォーマンスの推奨事項も提供する。Unravel DataのAIソリューションのポートフォリオへのこの追加により、既にDatabricks、EMR、Cloudera、BigQueryが含まれている同社のサービスがさらに強化されるとのこと。

AIによる競争力を求める企業によるデータ使用量とワークロードの急増により、壊れたパイプラインと非効率なデータ処理が増加している。これにより、ビジネス価値の実現までの時間が短縮されるだけでなく、クラウドデータ料金の高騰にもつながる。多くの企業は、データ クラウド支出の可視性の欠如に悩まされており、支出を削減し、イノベーションを加速し、問題に対処するためにデータパイプラインとワークロードを最適化する手段が不足しているという。

UnravelのAI活用 Snowflakeは、粒度レベルでの深い可観測性に基づいた洞察を提供し、倉庫とSQLに対するAI主導のコスト最適化の推奨事項を提供する。これには、ウェアハウスのプロビジョニング、ランタイム、自動スケーリングの効率などが含まれる。Unravelを使用すると、Snowflakeユーザーは、クエリー、ユーザー、部門、倉庫ごとにコストの使用状況をリアルタイムで監視し、カスタマイズされたダッシュボード、アラート、ガードレールを設定して、正確で詳細なコストの割り当て、傾向の視覚化、予測を行うことができるという。

AIを活用したInsights Engineは、Unravel Dataのプラットフォームの中心だ。最新のデータプラットフォームとそれをサポートするインフラストラクチャーの複雑さと複雑さを理解するように訓練されている。Insights Engineは、継続的なデータストリームを取り込んで解釈し、アプリケーションとシステムのパフォーマンスに関するリアルタイムの洞察と、コストを最適化するための推奨事項を提供する。これには、インスタンスの適切なサイズ設定や、パフォーマンスと財務効率を高めるためのコード推奨事項の適用が含まれる。Insights EngineをUnravelの自動化されたガードレールとアラートと組み合わせると、組織は大規模なデータクラウドの効率を達成できるようになるとのことだ。

出典:プレスリリース