Rakuten Viber(ルクセンブルク)は、グループチャットの未読メッセージを瞬時に要約する「AIチャットサマリー」機能を発表した。この機能により、ユーザーは未読メッセージを一つ一つ確認することなく、要点を把握できるようになる。

同社によると、ユーザーは「要約を取得」ボタンをタップするだけで、7件から最大100件のメッセージを要約できる。このプロセスは、ユーザーの時間と労力を節約し、意思決定や生産性の向上に寄与するとされる。

オフィール・エヤルCEOは、「ユーザーが時間を有効に活用し、重要なメッセージを見逃さないように」と述べ、生成AI技術を活用したこの機能の提供に至った経緯を説明した。また、データのプライバシーと安全性にも配慮し、要約されたメッセージにはユーザー名以外の識別子を含まない設計となっている。

「Rakuten Viber」は、今後もサービスの拡充を進め、世界中の人々が自由にコミュニケーションできる機会を提供していく方針だ。この「AIチャットサマリー」機能は、日本を含む複数の国で順次提供され、対応言語は50以上に及ぶ。

出典:プレスリリース