クラウドセキュリティーの大手企業であるZscaler, Inc.は、Zscaler Digital Experience™ (ZDX™)サービスに新たな機能強化を発表した。このアップデートには、AI搭載アシスタントのZDX Copilotが含まれている。これは、毎日500兆を超えるデータポイントを分析して、ITチームにデジタルエクスペリエンスとパフォーマンスに関する洞察を提供するように設計されている。AIアシスタントはインタラクティブなクエリーを可能にし、チームは広範な傾向から具体的で実用的な洞察まで掘り下げることができる。

Zscalerは、ZDX Copilotに加えて、IT運用チームによるアプリケーションとサービスの可用性とパフォーマンスの監視を支援することを目的としたサービスであるHosted Monitoringを導入した。この機能はZscalerのグローバルクラウド上で動作し、世界中のさまざまな場所から継続監視機能を提供する。これは、外部ウェブサイトの最適なパフォーマンスを確保し、さまざまなアプリケーションとサービスのサービスレベル契約(SLA)を監視する場合に特に役立つ。

同社の最新製品には、ITチームがカスタマイズされたレポートを作成して共有できるようにするツールであるData Explorerも含まれている。これらのレポートは、複数のデータセットのデータを視覚的に相関させてコンテキスト化し、特定のビジネスニーズに関連付けることができる。この機能は、ITプロフェッショナル向けにデバイス、ネットワーク、アプリケーション全体の可視性を強化するというZscalerの取り組みの一環だ。

Zscalerの上級副社長兼ゼネラルマネージャーであるDhawal Sharma氏は、ゼロトラストアーキテクチャーの時代におけるエンドツーエンドの可視性の重要性を強調した。彼は、ホスト型モニタリングやZDX CopilotのAI機能を含む新しいZDX拡張機能は、膨大な量のパフォーマンスデータを活用して効率的な分析とコラボレーションを実現し、ITチームが運用上の卓越性を達成できるように設計されていると述べた。

出典:プレスリリース