BASF(東京都中央区)は、農業支援システム「xarvio® FIELD MANAGER」の国内ユーザーに向け、Google Cloud技術を駆使した生成AIコンサルタントサービスを4月25日から開始すると発表。このサービスは、Vertex AIの生成AIモデルGeminiを利用し、ユーザーが質問を投げかけると、文章や画像、動画を組み合わせた回答を即座に提供する。

新サービスは24時間365日利用可能で、農業者の体験向上を目指す。xarvioカスタマーサポートセンターは従来通り電話対応も継続。AIは経済的リターンの考え方など多岐にわたる学習内容を持ち、ユーザーの栽培に関する疑問に幅広く応える。

BASFジャパンの野田信介事業部長は「Google Cloudの最新AI技術を活用し、農業者が必要な情報を直感的に得られるようになった」と述べ、サービスの提供を通じて農業者の生産性と収益性向上を支援する姿勢を強調。また、グーグル・クラウド・ジャパンの平手智行氏も「日本の農業者の収量最適化を支援できることを喜び」とコメントしている。

このサービスは日本国内のxarvio® FIELD MANAGER登録ユーザーに無料で提供され、BASFはGoogle Cloudと連携し、AIの学習範囲の拡大を図りながらユーザー体験の向上を目指す。詳細は公式サイトで確認できる。

出典:プレスリリース