アクセンチュアとオラクルは、業界を問わず顧客が生成AIを用いてビジネスを刷新し、実証から本導入へ移行するサポートを提供する。両社は「Oracle Cloud Infrastructure (OCI) Generative AI」を活用し、顧客データの機密性と安全性を保ちつつ、効率性の向上や顧客体験の改善を図る。特に経理・財務部門のデジタル変革に焦点を置き、リアルタイムのデータ分析と推奨事項を提供する。

アクセンチュアのラン・グアン氏は、「お客様は生成AIを実装し、価値を得たいと考えている」と述べる。実際、同社の調査によると、経営幹部の85%が今年中に生成AIへの投資に対する目標ROIを達成できると回答している。アクセンチュアはオラクルと共に、生成AIのエンタープライズソリューションを提供する。

生成AIを活用することで、CFOの業務を迅速化し、経理・財務プロセスを簡素化する。アクセンチュアとオラクルは、調達支出分析や財務計画、動的なシナリオ・プランニングなどの専用ソリューションを提供する。これにより、企業は市場の変化に素早く対応できるようになる。

オラクルのグレッグ・パブリック氏は、「エンタープライズAIの最前線に立ち続け、お客様固有のニーズに応えたい」と述べる。アクセンチュアとの協業により、実際のビジネス課題に対応する生成AIソリューションを提供する。アクセンチュアは新しいオラクル・アシスタントを開発し、オラクル・ソリューションの開発・提供方法を変えている。

出典:プレスリリース