Onebox(東京都港区)は、自然言語生成モデル「GPT-4」を用いた「yaritori AI(β)」の機能を拡張し、国内初の「いいね」ボタンで返信文を自動生成する機能を含むアップデートを実施した。同社は、AIを活用したビジネスツールの普及に力を入れており、ユーザーに提供する価値の向上を目指している。

「yaritori AI(β)」は、メール文の自動生成や変換、クレームメールの自動判別などを可能にする。新機能では、ユーザーが「いいね」ボタンをクリックするだけで、簡易的な返信が生成される。また、ビジネスメールをより丁寧な文体に変換する機能や、日本語から英語への翻訳機能もワンクリックで利用できる。

顧客対応プラットフォーム「yaritori」は、営業・CSの業務を支援し、チームでのメール対応状況の一元管理や、Slack・Chatworkとの連携を通じてコミュニケーションの効率化を図る。Salesforceとの連携も可能で、180社以上の企業に利用されている。

Oneboxは、2020年に創業したBtoB SaaSスタートアップで、グローバルブレイン「XLIMIT」やChatwork「Chatwork Collab Accele」、グロービス「G-start up」などに採択されている。同社は今後もAI機能の拡充を進め、顧客ニーズに応えるサービスの提供を目指す。興味のある方は、公式サイトや新規公開された「yaritori AI」のサービスページで詳細を確認できる。

出典:プレスリリース