AOSデータ(東京都)は、企業内でのデータ管理とsLLM構築を支援する「AIData ALM」を発表した。このソリューションは、データの変更追跡やアクセス管理、セキュリティー機能を備え、企業がデータを活用してAIビジネスを展開する際の課題に対応する。

同社CEOの吉田宣也は、「AIData ALM」について、「企業が信頼性の高いデータを基に効率的なsLLMを構築するための必須ツール」と述べている。sLLMは、特定のタスクに特化したコンパクトな自然言語処理モデルであり、小規模ビジネスや特定の研究領域での利用が期待されている。

「AIData ALM」は、複数の人やチームがデータに同時にアクセスする際の混乱を防ぎ、効率的なコラボレーションを促進する。また、データの整合性を維持し、セキュリティーとプライバシーの向上にも寄与する。これにより、企業は迅速な開発と導入を実現し、ビジネスニーズの変化に柔軟に対応できるようになる。

サービスの提供開始は2024年2月29日で、価格は月額16,500円(税込)からとなっている。詳細はAOSデータの公式サイト(https://aidata.jp/alm/)で確認できる。同社は、クラウドバックアップ技術やデータ管理技術を駆使し、企業のデータ駆動型の意思決定を強化し、競争力を高めるソリューションを提供していく方針だ。

出典:プレスリリース