ビービット(東京都千代田区)はFPTジャパン(東京都港区)と共同で、生成AIを活用したクイックPoC支援サービスを2024年5月より開始すると発表。このサービスにより、企業はUXを重視したAI導入を迅速に進めることができるようになる。

AI技術の進化に伴い、企業の競争力はAIの活用方法に大きく依存するようになっている。しかし、セキュリティや倫理問題、環境への影響などのリスクも存在し、EUをはじめとする各国で規制の構築が進められている。日本企業もこれらの変化に対応しながら、リスク管理とAI活用の検討を進める必要がある。

生成AIは顧客体験を大きく変える可能性を持つが、日本ではまだ実践例が少ない。企業は「失敗しないこと」を重視し、規制対応や生成AIの市場受容性、データ品質の判断などに慎重になっている。しかし、市場の変化のスピードを考えると、従来の方法では競争力を失うリスクがある。

ビービットとFPTジャパンは、これまで個別案件で生成AIの支援を行ってきたが、今回の共同サービス提供により、より広範な企業への支援が可能になる。ビービットのUX向上の専門性とFPTジャパンの高度な技術力を組み合わせ、企業のAI活用を強力に後押しする。

出典:プレスリリース