GreenSnap(東京)は、フラワーアレンジメントのオーダー時に生じるイメージの相違を解消するため、「AI:zen」を開発した。このサービスは、顧客が購入前にアレンジメントのイメージを確認できることで、安心して購入を促し、売上増加にも寄与するとしている。

同社は生成AIの実用化が進む中、花き園芸業界における業務効率化と需要喚起のため「生成AI活用プロジェクト」を立ち上げた。店頭に設置されるタブレットを通じて、オーダーメイドの花束やアレンジメントの新規顧客層を開拓することを目指している。

さらにGreenSnapは、外構の植栽デザインを生成AIで行うサービスの開発も進めており、近い将来のサービス開始を予定している。同社は、イメージ共有の困難さが効率化や需要拡大の妨げになっているとし、様々な領域でのサービス展開を加速する方針だ。

「GreenSnap」は、植物に特化したSNSアプリで、女性ユーザーが70%以上を占める。植物の名前や育て方の情報共有、写真投稿などが可能で、植物愛好家のコミュニティとしても機能している。同社のメディアは月間最大1,200万人が利用し、アプリのダウンロード数は340万を超えるなど、植物メディアとして注目を集めている。

出典:プレスリリース