Cintas Corporation は、DXの取り組みを推進するために、 Google Cloud との連携を強化することを発表しました。同社は、 Google Cloud のVertex AI を活用して、従業員の能力強化を目的とした社内ナレッジ センターを構築する予定です。この取り組みにより、従業員パートナーが重要な情報に迅速にアクセスできるようになり、顧客サービスの効率と精度が向上することが期待されます。

Vertex AI Search を Cintas の業務に統合することで、従業員パートナーが同社の広範な契約、文書、製品情報データベースとやり取りする方法が変革されると期待されています。Cintas は、生成 AI を活用することで、顧客ライフサイクル全体を通じてよりカスタマイズされた顧客体験を提供するために必要なツールをチームに提供することを目指しています。

Cintas の社長兼 CEO である Todd Schneider 氏は、顧客サービスを継続的に改善する上で革新的なテクノロジーが重要であることを強調しました。今後開設される AI 搭載のナレッジ センターは、顧客と従業員パートナーの両方に利益をもたらすためにテクノロジー インフラストラクチャを強化するという同社の取り組みの証です。Google Cloud の CEO であるGoogle Kurian 氏も、ナレッジ センターが Cintas の業務にもたらすと予想される効率性の向上とエラーの削減を強調しました。

Cintas は、アプリケーション開発のモダナイゼーションのために 2020 年に初めてGoogle Cloud のサービスを導入して以来、デジタル化の取り組みにおいて大きな進歩を遂げてきました。2023 年にレガシー アプリケーションをGoogle Cloud に移行したことで、同社は生成 AI の可能性をさらに活用できるようになり、リアルタイムのデータと分析を通じて、より戦略的な意思決定とパーソナライズされた顧客とのやり取りが可能になります。

出典:プレスリリース